2007年 10月 29日
フリースタイル分娩
分娩というと『仰向けで足を広げてお産をする』というイメージがあります。
これは医療者にとってお産を介助しやすい体位です。
お母さん、赤ちゃんにとって楽な体位として『フリースタイル分娩』があります。
座ったり、横を向いたり、スクワットの姿勢を取ったり、四つんばいになったりと色々な体位があります。その中で、赤ちゃんの元気のサインの心音をみながら、お母さんの楽な姿勢を取っていくことができます。この姿勢を取っていくことで自然と産み出てくる陣痛を助けて、赤ちゃんへの負担も少なくお産となることができます。これが『フリースタイル分娩』です。
楽と感じる体位は人それぞれで、出産の時になってみないと分かりません。
さくらんぼ助産院では、側臥位分娩といって横向きになったままの分娩をすることが大半で、元気な赤ちゃんが生まれてくると同時に産後のお母さ
んの負担が少なく回復も早いです。
産後のお母さんから「お産の後、しんどくなかったです。楽な体位が良かったです。」など色々なお話を聞くことができました。
その『フリースタイル分娩』に向けて『バースプラン』を立てていきます。