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 授乳中でお薬の服用が必要な時のママへ 


        H19.12.28、さくらんぼ助産院 助産師 大西由希子

★風邪などでどうしてもお薬を飲まなくてはいけない場合があると思います。そのお薬が母乳に影響があるかもしれません。
診察の時に授乳中であることを伝えてください。その場合、薬を処方される医師より「薬を服用中は母乳をあげないでください。」と言われることがあります。その中で、服用しても影響のないものや少ないものもあるので、産婦人科医または薬剤師にご相談下さい。

★影響のあるお薬を内服する場合、お乳は3時間以上出さずにいると出が悪くなってしまうことがあります。            
授乳をしていない時は、搾乳を3時間ごとに行ってください。搾乳の方法は色々ありますが、搾乳器があれば使用してみてください。ない場合は、手絞りか搾乳器を準備することをお勧めします。搾ったお乳は捨てるようにしましょう。

★また、内服後も母乳に影響が残るお薬があります。処方される時に授乳を再開する時期を産婦人科医または薬剤師に確認しておきましょう。(お薬の影響が血中に残っていて、お乳に出ることもあります。)

★母乳育児を続けている子どもさんは哺乳瓶を嫌がることがあります。また、哺乳瓶に慣れてしまい、再開するときに母乳育児がうまくできないこともあります。
そのために、「さくらんぼ助産院」では母乳育児を応援しており、哺乳瓶を使用していません。母乳育児に不安や疑問、哺乳瓶を嫌がる場合は、いつでもご相談に来てください。少しでもスムーズな母乳育児を続けていけるよう協力したいと思っています。
                      
by sakuranbo6sanba | 2007-12-28 18:51 | 母乳育児